2011年1月26日水曜日

第10回バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウムトピックスより創始者特別講演(抜粋)

第10回バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウムトピックスより



創始者特別講演(抜粋)


大村恵昭 M.D.,Sc.D., F.A.C.A., F.I.C.A.E.,F.A.A.I.M.,F.R.S.M.



<バイ・デジタルO-リングテストは生体を使用した特許を取得している>


バイ・ディジタルO-リングテスト(以下BDORT)は、世界最初の生体を使った特許として1993年に米国で認められました。

その背景は、クリントン大統領が、これからは、生体を利用した研究が重要になるだろう、そのためには、特許のシステムを他国に先駆けて整備しようということで、政策を実施し、その第一号の生体を使った特許として認められたのが、BDORTです。

BDORTは、患者を直接使って検査する直説法と、第三者を使って検査する間接法があります。最初は直説法のみでしたが、慣れない患者の指を使わなければならず、時間がかかるうえ、正確に再現することが出来なかった為、助手を使い、第三者を仲介する間接法を確立させ、再現性のあるBDORTができるようになりました。

<臓器のマッピング、診断、治療までを可能にしたBDORT>

最初に現象として発見したものは、身体の異常部にわずかな機械的刺激を与えると、指で作ったO-リングが簡単に開き、そして、効果のある薬等を持つとO-リングが閉じるという現象でした。最初の診察は、それを用いて、薬剤の選択を行うという簡単なものでした。次に、発見したのは、同一物質間に共鳴現象が起こり、O―リング開くということでした。この現象は特に、臨床的に重要な現象であり、O-リングの開きが最大になるのは、二つの物質が同一量になるときであることも分かりました。また、レーザービームを用い、ビームのその途中で、ある分子を置くとその分子の情報が、レーザーの行く方向と出る方向同時に出ることが分かりました。この原理を使うと、患者に触れることなく、簡単に共鳴現象を調べることが出来るようになりました。以上のような現象の応用として、人間の臓器組織プレパラートを持って、レーザービームを当て、BDORTで調べると、様々な臓器のイメージングが出来るばかりでなく、臓器の異常部を調べることが出来、さらに、細菌やウイルス感染などがどの部分にあるのか、効果的な薬と量の選択も可能となりました。しかし、効果的な薬を選択し、投与しても効果が出ないことがあった為、この原因を調べたところ、異常部に薬が行っていないことが分かりました。この場合は、手や舌にある臓器の代表領域を刺激するとことで、薬が異常部に入りだすことも発見しました。また、アスピリンをレーザービームの近くに置き、胃の代表領域にレーザービームを当てると、正常な人で検査してるにもかかわらずBDORTで異常が検出されます。アスピリンは、胃の粘膜を破壊することが分かっていますが、アスピリンの分子構造によって、O-リングテストが開き異常が検出されてしまいます。ところが、アルミ箔でアスピリンを包むとその異常がなくなります。東洋医学で使われてきた舌診では、舌の表面しか臓器代表領域が描かれていませんが、BDORTでは、舌の裏の臓器代表領域も分かります。また、東洋医学で昔から言われている足3里のつぼが実際とずれていることもBDORTで分かり、新たな足三里のつぼ(True ST.36)も発見しました。

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