2010年12月28日火曜日

ORT友の会会報Vol.20 協会ニュース

本BDORT協会ニュース



平成23年1月からの予定


※元気セミナー 開催予定<参加費無料> 12時30分から13時30分

 場所:ORT生命科学研究所  〒830-0032 福岡県久留米市東町496

 日時:平成23年1月8日(土)、松本征夫先生講演会「チベット高原の花」

2月5日(土)「Foot gravitation pointの治療効果について」

3月5日(土)「正常のテロメアを上げる物・治療効果をキャンセルするもの」

5月7日(土)「身につけていい物・悪い物」

6月4日(土)「動脈硬化と心臓病・脳梗塞」

※4月2日(土)はBDORT医学会のため中止

※ 参加資格:ORT友の会会員 (要予約:FAX:0942(36)1961 or seimei@bdort.net)

※ 自分の身を守るためにO-リングテストを御家族で、どのように活用したり、身近な疾病について患者様を対象にわかりやすく説明していきます。

◎大村恵昭先生主催のニューヨークでの3日間の講習会の予定

平成23年2月25日(金)~27 日(日)3月18日(金)~20日(日)5月13日(金)~15日(日)

6月10日(金)~12日(日)※NYのマンハッタンにあるHoliday inn Midtownで毎月行われています。(参加すると認定試験に必要な時間が加算されます。)Holiday Inn Midtown, 440 West 57th Street, NYC (between 9th & 10th Ave);(http://www.icaet.org/index.html)

◎ 第21回日本バイ・ディジタルO-リングテスト医学会  平成23年4月1日(金)~3日(日)参加費\30,000

会場:東京大学山上会館 対象:日本BDORT協会会員(医師・歯科医師・獣医師・鍼灸師・薬剤師・看護師)、ORT関連学会会員

◎ 市民公開講座平成23年4月2日(日) 14:00~16:30(東京大学)参加資格:ORT友の会会員

ORT友の会会員の皆様へ 

ORT協会会員の先生の認定医施設は、ホームページに掲載しています。(URL: http://www.bdort.net/as/nintei.htm)また、ORT友の会会報の全内容も掲載しております。    お問い合わせ先:日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会

  〒830-0032 福岡県久留米市東町496 TEL:0942-38-4181 FAX:0942-37-4131

  E-mail: tomo@bdort.net  URL:<友の会>http://www.bdort.net/fr/index.htm

ORT友の会会報Vol.20大村恵昭先生の最新の研究

O-リングテスト創始者大村恵昭教授のニューヨークにおける最近の研究について


Anti-Aging, Anti-cancer, Norma Cell Telomereの関係




O-リングテスト(BDORT)で臓器のアウトラインをマッピングしたり、経絡や経穴の正しい位置や形、大きさ等を描くことができます。BDORTで正しい足三里(Omura’s ST.36)に灸や鍼をすると、正常細胞のテロメアが500ng(BDORT Units)以上に増えると癌細胞のテロメアが0近く減り分裂が抑制され、全身の循環がよくなり、細菌、ウイルス、アスベスト等が大量に尿中に排出される事が我々の研究の結果わかってきました。現代日本では従来の足三里や合谷に鍼や灸をしてもこの様な優れた効果がないか、少ない事が多い。中国の鍼灸師が特定した足三里の位置とOmura’s ST.36の中心との位置は1~2cmぐらい離れている事が多いので、お灸によって治療すると、ある程度、位置がずれても、治療効果があったので、昔の人は、よく足三里(足)にお灸をしていたのだと思いますが、現代の日本の鍼灸師が特定した足三里の位置はかなりズレる(4cm前後)場合が多いので、不思議に思っていましたが、最近、三寸の取り方が日本と中国で異なることを日本の鍼灸の教科書を見せてもらって知りました。ツボと思って、鍼をしていても、正しいツボの位置にやらないと治療効果が少ない(医道の日本, 62(10):p81-92, 2003.). Omura’s St.36にPress Needleを入れたままにして200回Press Release Stimulationをやるか、灸をすると、正常細胞のテロメアを500ng(BDORT Units)以上に増やすばかりでなく、癌細胞のテロメアを1yg(10-24g)(BDORT Units)以下に低下させて、活動できないような状態にしますので、これを1日に3~4回くらい、ガンの患者さんにやると癌細胞の抑制に非常に効果的です。

この正常のテロメアを増やす方法は,過去1年だけでも、10個以上、新たに発見し、応用されています。

その一部を御紹介します。

正常のテロメアを増やす方法

1.Omura’s ST.36の刺激(鍼・灸等)

2.適量のDHEAの服用 正常のテロメアが525ng増える

3.適量のAstragalus(黄耆)の服用 正常のテロメアが650ng増える

4.適量のBoswellia Serrataの服用 正常のテロメアが650ng増える

5.適量のショウガの服用 正常のテロメアが800ng増える

6.適量のターメリックの服用 正常のテロメアが900ng増える

7.Chilba Fenegrain(イエメンの薬草) 正常のテロメアが925 ng増える

8. Haritaki 薬師如来が薬壺に入れていると言われているインドの薬草でKing of

Medicineと呼ばれているもの・・・正常のテロメアが1350ng増える

No.2-8は、服用したり、食べたりするものですが、通常、ドラッグストアーで販売されているものの多くは中毒量なので、O-リングテストで正常のテロメアを最大限に増やす適量を見つけなければならないです。また、DHEA、Astragalus、Boswellia Serrata等は、治療効果をキャンセルする飲み物。食べ物を摂らなければ、治療効果が適量を1回服用しただけで数カ月、まれには1年以上持続します。O-リングテストを知らないと、キャンセルするものを食べてしまい、治療効果が食事の後すぐなくなってしまう人もいます。

これ以外にも、体に身につけることで、正常のテロメアを増やすものがあります。

9. Godanium like Metal 1枚貼ると正常のテロメアが225 ng増え、体の両側に貼ると450ng、最高900ngまで増やす事が出来、効果が数カ月ないし一年位続きます。これだと飲食物でキャンセルされる心配はありません。

10. 元島栖二教授の開発されたCarbon Micro Coil(CMC)を貼ると、テロメアは余り増えないが、癌のインテグリンα5β1が低下する。おそらく, Anti-Cancerのメカニズムが異なると思われる。

11. 中国の西湖の真珠の粉

また、よく手にはいるもので、食べる物として、

12.マンゴー 13.パパイヤ 14.パイナップル 15. 赤いリンゴ 16.黄色いバナナ

17.ゴーヤ 18.マグロ 19.サケ 20.ウナギ 等がありますが、適量があり、食品なので、持続時間が3~5時間と短いです。

化学療法前後の抗ガン剤の副作用のチェック

 患者さんの中には、ガンの手術後に化学療法や放射線療法を受ける人が多いですが、

O-リングテストでは、化学療法の前後での薬剤の副作用のチェックや薬が適量なのか、オーバードーズになっているのかを簡単にチェックできます。抗癌剤の適量は、癌を抑制するのに役立ちますが、over dose、特に30%以上のover doseをやると全く反対の癌促進作用が起こり、それを知らないで、続けてover doseで治療していると癌がどんどん拡がって患者を早く悪化させる事が多い。同じような事が心臓によいと云われている

CoエンザイムQ10でも起き、over doseを続けていると全く反対に心臓の害になり、心臓に痛みが出たり時には心筋梗塞を起こす可能性もあります。また、最初に適量をO-リングテストで探してみても1~2カ月の間に、その人の適量が変わる事があるので、1カ月の間に1~2回適量を検査する必要があります。

乳癌等では、ガンの部位にクロミニウムが多く蓄積しています。

乳癌では、ガンの部位にカルシウムやクロミニウムが多く蓄積しています。

クロミニウムが1mg BDORT units以上、蓄積している人は、癌の可能性が高いので、スクリーニングを行うことが必要です。正常のテロメアを500ng~1000ng(BDORT Units)に上昇させると、体内のアスベストや水銀、アルミニウム、鉛、クロミニウム等の金属が尿中に大量に排出されてきます。

大村式足三里に経皮的電気治療を行うことによるガン、アルツハイマー病等の治療効






















15 min after acupuncture needle was inserted at Traditional ST.36 which was very close to Omura’s ST.36. Normal cell telomere increased from << 1 yg (to maximum of 25 ng BDORT Units and -Amyloid (1-42) redued from 11.5 ng to 7 ng.When traditional ST.36 is about 4 cm from Omura’s ST. 36 acupuncture had very little beneficial effects.

大村式足三里にElectro-conductiveジェルをつけたアルミ箔を巻いて、1pulse/secの低周波刺激を30min与えれば、正常のテロメアが1000ng(BDORT Units)以上に上昇し、ガンのIntegrin 1やOncogene C-fos Ab2が低下する。また、アルツハイマー病のパラメーターである-Amyloid(1-42)も低下して治療効果があらわれます。また、サイトメガロウイルスやChlamydia trachomatis等のウイルスや細菌も少なくなってきます。毎日1回或いは1日置きに毎週3回くらい(適量のEPA3とDHA2の比と林原のシラントロタブレット1日3~4回と一緒にやれば、充分なAnti-Cancer, Anti-Alzheimer,Anti-Agingが得られる可能性が高い。こういう治療法も時々、行っています。


O-リングテストを正しく学び応用すれば、Anti-Aging, Anti-Cancerに非常に効果があると思われます。O-リングテストは医師・歯科医師・鍼灸師・獣医師・薬剤師・看護師等の医療有資格者で構成される日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会(TEL:0942-38-4181,FAX:0947-37-4131,e-mail:info@bdort.net)の先生に健康のアドバイスを受けられるとよいでしょう。

ORT友の会会報Vol.20 ORTのABC

<連載コラム>O-リングテストのABC


日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会副会長  下津浦 康裕

医療法人 下津浦内科医院  院長  久留米市東町496 TEL:0942-36-0620



短期集中的に治療することの重要性

患者さんが来院されると、適合する薬剤を選択したり、寝室の電磁波環境の注意(寝室の電磁波はガンのユリカゴになるということの説明)、選択薬剤をキャンセルする食品、飲み物等の諸注意をして帰ってもらいますが、2週間後、1カ月後、2カ月後など、間隔が開いて来院されると思った通りに改善していない場合が多いことに気づかされます。

ところが、最近、1週間くらい集中的に滞在して通院される患者さんは、ほとんどよくなる(ガン関連物質のIntegrin α5β1やCEA,CA15-3、PSA、CA19-9等の腫瘍マーカーのRCSが全て10-100g(BDORT Unit)以下に低下する)状態で帰っていかれます。O-リングテストで経過を追っているパラメーターが改善するように薬剤適合性試験を行う。その指示通り、服用してもらい、朝、夕、2回レーザー治療を行っています。



O-リングテストで決定した通りに薬剤を服用してもらうと、その予想通りにデータが改善してきます。また、キャンセルする食品の洗い出しも早くなります。




患者さんの滞在中には、

1.バイ・ディジタルO-リングテストとは何か?(O-リングテストの簡単な解説)

2.O-リングテストで測定するパラメーターの意味合いの解説

3.ガンの自然史の解説・ガン予防の重要性

4.BDORT治療に影響する食品・飲み物について(選択薬剤のキャンセル効果等)

5.健康居住空間とは?(電磁波・シックハウス等の環境因子の解説)

6.健康な衣類とは?(ブラジャーのワイヤー・タグシール等の影響)

7.(+) Solar Energy Stored Paper、気功治療について

8.引力(重力)バランスの歪みによる健康への影響の解説と治療法について

9.Selective Drug Uptake Enhancement Method(選択的薬剤取り込み法)の解説とやり方の説明

10. 大村式足三里の選択方法

等の教育や、治療効果を阻害する要因のチェック(洗い出し)等が行われます。



集中的に滞在して治療してもらうようにして、早い人では2~3日、遅い人でも1週間でIntegrin 1が全て10-100g(BDORT Unit)以下に低下します。

次に、CEA、AFP, PSA,NSE, CYFRA、GRP、CA15-3、CA125、CA19-9等の腫瘍マーカーのRCSでもチェックします。これらの腫瘍マーカーが10-100g(BDORT Unit)以下になるように、薬剤適合性試験を行い、治療を行うと、これらのマーカーも低下してきます。ガンの組織スライドとも共鳴しなくなるまで徹底的に治療します。

マーカーが10-100g(BDORT Unit)以下になるようにしてから、帰ってもらい、日常生活を行ってもらいます。数カ月後、マーカーが10-50g(BDORT Unit)以上に上昇したら、再度、1週間くらい来院してもらい、徹底的に治療します。こうすると、闘病仲間も増え、早く10-100g(BDORT Unit)以下にしようと、患者さんの意欲も高まってより効果的です。

必要があれば、1日おきにでも、薬剤適合性試験を行い、少しでも早く改善するように、お手伝いしています。薬剤の量が1~2日増えますが、10-100g(BDORT Unit)以下の状態が数日、続けば、元の量にもどします。そうした微妙な匙加減ができるところが、O-リング医療の素晴らしい所です。

肺癌の患者さんで、採血したCEAが18.5ng/mlだった人が5日後の採血で、15.5ng/mlに低下した例や、膵臓ガンの人でCA19-9が400.1 U/mlあったのが、1カ月で299.9 U/mlまで低下し、Dupan-2が709 U/mlから442 U/mlまで低下した例もあります。まず、Integrin 51が全て10-100g(BDORT Unit)以下に低下した状態が長く続くと、腫瘍マーカーのRCSも低下しますし、ガン組織スライドとの共鳴反応もなくなります。


医療スタッフも、患者さんも短期間に病気を治して、元気になるという意気込みが大切です。

認定医師、認定歯科医、認定鍼灸師、認定薬剤師等のリストがありますので、よく相談のうえ、治療されることを望みます。

ORT友の会会報Vol.20 仙人伝説

林原グループ代表 林原 健 氏



   <林原健氏 プロフィール>

   1942年(昭和17年)岡山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。

   1961年に㈱林原の代表取締役就任し、研究開発型企業への転換を図る。

   現在林原グループ16社のうち6社の代表取締役を務める。

   1997年藍綬褒章受賞。

 

皆様、年末のお忙しいことと思います。

さて、今年一年を振り返ってきますと、バイ・ディジタルO‐リングテスト(以下BDORT)協会にとりましても第10回BDORT国際シンポジウム開催を始めとして、BDORT医学会の創立20周年を迎え、大きな節目にあたろうとしています。私も初めて国際シンポジウムの壇上で一言ご挨拶させていただき、本当に光栄に感じています。

これまでに幾度と申し上げてきましたが、当初O‐リングを医学分野のみに利用を限定されてきたことは、大村先生の先見の明であったと思います。しかしO‐リングの利用範囲の可能性は医学分野のみに限りません。もし、O‐リングを他の分野に広げようとする場合には、医学以外の第一線級の科学者を集めた組織で検討することが絶対必要ではないかと思います。科学的根拠なしに進めようとすると200年前の米国の医師と同じ運命をたどるだけでなく、O-リングそのものの本来の目的である医学への応用の道も閉ざされてしまいかねません。

O‐リング会員の皆様もぜひ以上のことを念頭においていただき、今後のO‐リング協会の発展と大村先生の業績を世に広めるためにも賢明なるご判断をお願いいたします。

ORT友の会会報Vol.20 O-リングの輪

ORT友の会会報Vol.20 O-リングの輪
田中俊男先生 東洋鍼灸院 東京都品川区南品川2-11-4 TEL: 03-3474-5559


 http://www.489891.com

■当院でのThe Bi-Digital O-Ring Testの取り組み状況■

The Bi-Digital O-Ring Testとご縁を頂いて10年以上が経ちました。東京女子医大で開催された代替医療学会での大村教授のご講義に衝撃を受け、すぐに入会させて戴き、その後月に一度、下津浦先生の診察を拝見させて戴いています。今でこそ慣れましたが、初めのうちはマジックか手品を見ているようで、何処まで信じていいのかわからず、少しずつ自分なりに治療に取り入れながら、「これは本当にまちがいない。」と確信するまでに時間はかかりませんでした。当院ではもう500名以上の方にThe Bi-Digital O-Ring Testの話をさせて戴き、特に女性の免疫を下げるブラジャーのワイヤー・黒い下着・化繊・寝室のテレビ等の話はほぼ全女性に話をさせて戴いています。

大村教授の初めての一般向け著書、「O-リングテスト 超健康レッスン」は世の中にはこういう治療法を開発して下さった先生がいらっしゃるのだということを伝えたくて、200人以上の方に買って頂きました。治療の中にThe Bi-Digital O-Ring Testを取り入れるにしたがって、段々と鬱病、アトピー性皮膚炎、膠原病などの方が増え、ちょっと普通の鍼灸院とは雰囲気が違ってきました。本に載せて頂いてからは全国から患者様がおみえになり、本当に治りたいという気持ちが伝わり、こちらが正確に技術の修得をしないとどれだけ迷惑がかかるかわからないと肝に銘じ、治療にあたらせて頂いています。壁にぶつかるたびに下津浦先生や諸先輩にご指導を頂きながら、何とか東洋医学を中心にしたThe Bi-Digital O-Ring Testの活用法がおぼろげながら見えてきました。特に鬱病やアトピー性皮膚炎は病状が数値化できず、治療法も感頼りになりがちですが、病態を数字で表せるThe Bi-Digital O-Ring Testの威力には毎回唸っています。この技術を開発して下さった大村教授始め、下津浦先生、ORT生命科学研究所の方達、諸先輩のご指導を頂きながら、まだこの技術を知らない全世界の方に広めていきたいと思っています。

               ②高桜 洋 先生

               〒224-0003 横浜市都筑区中川中央
               1-33-7-2

                TEL/FAX 045-915-5539

                URL http://o-rindo.jimdo.com/

                診療時間 月~土曜日 午前9:00~18:00

                休診日 木・日曜・祝祭日

<鍼灸が本来持っている無限の可能性を引出し、病気を治す治療に取り組んでいます>


(治療方針)

①痛くない鍼治療を目指します

②体の露出はいたしません

③オーリングテストを用いて治療をします

ようやく横浜の地に鍼灸専門の治療院を開業するに至りました。鍼灸の勉強を始めて以来、つねづね不思議に思っていたのは経穴(ツボ)の位置は果たして、教科書どおりの決まった位置にあるのかという疑問でした。人の目や鼻、口の位置がそれぞれ違うのであれば、経穴の位置も違うのではないかと考えました。そして、どのようにすれば正確な経穴の位置を見つけられるのかと考えていた時に、出会ったのがオーリングテストでした。大村先生は、オーリングテストを用いて、経穴はおろか経絡の走行の位置まで示し、また同じ人でも、時間や疾病の症状によって経穴の位置や大きさまで異なることを示されました。眼から鱗が落ちたようでした。オーリングテストを用いることにより、治療前の症状、治療後の変化、鍼灸の効果等が分かるようになり、治療成果も劇的に向上しました。西洋医学ではなかなか難しい、改善されないといった疾病に取組んでいます。是非、お試しください。

③ 第26回国際鍼・電気治療学会に参加して、感じたこと 安井覚(オリエント歯科・札幌市)

「ニューヨークは行っただけの価値はありますよ」と、大城さんに言われました。ニューヨークには行った経験がなかったこともあり、心を決め「JTBのニューヨーク・フリープラン」を申し込みました。宿泊先は、学会会場であるコロンビア大学への地下鉄の便が良いように、ルパーカーメリデアンホテル。ケネディ空港まで、マイクロバスで迎えに来てくれました。折角の学会4日間が時差ボケで苦しまないように、日程に余裕を持って早めにニューヨークに行き、本場のミュージカルとジャズを楽しみました。「オペラ座の怪人」の幕開けは想像を超える演出にビックリでしたし、行きかう人々の姿にも何か強くパワーを感じました。学会も非常に活気をおび、O-リングを軸にして各国の伝統医学から西洋医学まで、大村教授を囲んで、ワイワイしながらの発表とデモンストレーションが行なわれました。特に、歯科医師のDaniel R.Gole先生の発表は、その内容やジェスチャーを交えたプレゼンテーションの進め方が素晴らしく、英語独特のイントネーションや発声も相まって、私の頭に降りかかる感じでした。日本から参加された先生方の発表も、会場の雰囲気に馴染んでおり好感を持ちました。常時コンピューターにはりついていた大城さん、全体の総務をしていただいた龍村先生には大変お世話になり、心から感謝申し上げます。

 今でも世界をリードするニューヨークに行き、志を同じくする人々と親交を深めて、O-リングの価値を再確認したことが最大の収穫でした。 ありがとうございました。


(※2枚の絵は安井先生がNYで描かれた絵です。)

④ ニューヨークの国際学会に参加して    七沢歯科医院    七沢久子

2010年10月22日(金)から25日(月)の4日間にわたり、26th International Symposium on Acupuncture Electro-therapeutics and Related Fields(第26回 国際鍼・電気治療学会、第10回バイ・ディジタルO-リング国際シンポジウム)に参加しました。今年も発表する機会をいただき、大村恵昭教授、下津浦康裕先生はじめ、関係各位の方々に心から感謝申し上げます。今年の会場は、コロンビア大学のFaculty Houseという、緑に囲まれ、落ち着いた感じの設備の整ったすばらしい会場でした。2回目のニューヨークでしたが、天候にも恵まれ、滞在中は大変有意義な時間を過ごすことができました。今回の発表は、「Treatment of Pain at Different part of the Body by treating Dental Using Bi-Digital O-ring Test」という演題でさせていただきました。歯科治療において、様々な不定愁訴がBDORTを用いて診断・治療し、改善された症例について発表いたしました。発表後も、何人かの先生から質問がありました。昨年は「副交感神経優位の情緒語について」の発表でしたが、今回も興味をしめしていただき、うれしく思いました。現在、歯科医院を開業して30年の年月がたちましたが、BDORTで確認しながら治療することで、歯科治療が飛躍的に確信を持って行えるようになりました。歯科材料においても、歯科治療における診断方法、治療方法の選択など、BDORTをいろいろな手技に利用しています。今回、コロンビア大学での海外の先生方のご発表を拝聴し、大変感銘を受けました。特に、大村恵昭教授から最新のテロメアをあげる様々な方法や、顔の臓器代表領域を写真から診断されたり、眉毛の臓器代表領域も、ご自身の眉毛の部分の白色化からの発見という大変興味深いお話を拝聴させていただきました。また、口、手、足で描く文字から、BDORTを用いて、癌やアルツハイマーなどを診断することができることも、大変興味深く思いました。昨年にひきつづき今年もまた直接お話しをうかがうことで理解が増しました。さらに今回、大村教授よりご示唆いただき、アスベストフリーの歯科材料を探すことができたことが私にとって大変うれしく、また有り難いことでした。歯科治療の前途が光輝くものとなり、安心して行えることに、心から感謝申しあげるしだいです。参加された先生方は、それぞれに前向きな考え方をされていて、人と人とのよい出会いがあり、良いご縁をいただきました。まさに、人の和(O-ring)の大切さを感じました。また、機会があれば、参加させていただきたいと思いました。この学会の開催にあたり、大村恵昭教授、下津浦康裕先生、龍村和子先生、大城素先生、その他、参加なされた多くの先生方のご配慮に心からお礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
(左から龍村和子先生、Dr. Daniel Goal, 大村恵昭先生, 七沢久子先生です。)

ORT友の会会報Vol.20大会会長挨拶及びシンポジウム風景

第10回 バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウム



2010年7月16日~19日 早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール


大会会長 挨拶 下津浦康裕 

第10回 バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウム 大会会長

Yasuhiro Shimotsuura, M.D.,F.I.C.A.E., Cert. ORT-MD(7Dan)

Chairman of 10th Biennial International Symposium on the Bi-Digital O-Ring Test


本日より、7月19日までの4日間、ここ早稲田大学国際会議場 井深大記念ホールにおきまして、第10回 バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウムと、同時開催の第20回日本バイ・ディジタルO-リングテスト(以下BDORT)医学会を開催する運びとなりました。


ご承知のように、N.Y. Heart Disease Research Foundation の大村恵昭教授が1991年にBDORT医学会を山村秀夫東京大学名誉教授を会長に創始され、1993年に第1回国際シンポジウムをこの早稲田大学井深記念ホールにおいて、ソニー創始者の井深大先生の協力で開催されました。その後、二年毎に開催し、今回は記念すべき第10回目の大会となりました。本学会におきましても、大きな節目を迎えることとなりました。BDORT医学は大脳皮質に広く分布する「指の運動野・知覚野と生体を構成するセンサー」として臓器の病態生理学的特異性を分析する技法を1970年に大村教授が発見され、1985年、野口英世講堂でBDORT医学会の第一回セミナーが開催されました。学問的背景がこの頃確認されました。そして、1993年2月米国特許庁で世界初の生物学的特許を取得されています。ご承知のように、これまで本学会は西洋医学を基礎として常に患者を中心とした「医療安全」と医師を始めとする医療関係者の「恕」の理念に徹した「現代医学と統合医療の共生」を目標として本学会の近代医学・医療への貢献を目指してまいりました。現代医学はIT・マルチタスク時代の医療環境の変革の中で、いささか混迷の状態を呈し、動もすると目前にあるべき患者の姿が次元を変えて存在することに驚かされることがあります。いかなる環境にあっても、目前の患者とは常に綿密な対応が求められなければなりませんが、それを促進する診断手技としてBDORTの存在価値は甚大なものがあります。

今回、第10回国際学会の記念大会となりますので、「リングとスパイラルの科学」「O-リングテストで可能になった東西医学融合」「ORTの文化構想」「医療の効率的展開について」「ガンとテロメア:不老長寿について」「見えない物の科学」「鍼灸治療におけるBDORTの現状と可能性」等の話題につきまして、体系的にO-リングテスト医学を学んでいただきたく、世界10カ国から本学会の永年研究者のご参加を頂き、この場におきまして、特別講演、シンポジウムポスターを中心としたパネルディスカッションを中心に、BDORT医学の原点を近代医学との共生の理念を下に開催いたすことにしました。

本学術集会が「未来医療」として広く皆様の健康と長寿の貢献することを目的に自由で闊達な意見交換、討論の場となることを祈念いたしまして新しい医学医療のあり方を是非探求していただきたいと存じます。ありがとうございました。



第10回 バイ・ディジタルO-リングテスト国際シンポジウム 招聘特別演者

V.P.リセニューク ウクライナ国立キエフ医科大学神経リハビリテーション医学主任教授

D.P.ルー ペンシルバニア大学医学部口腔医学教授

D.クリスタル アメリカ歯科麻酔振興協会役員

M.ジョーンズ 国際鍼電気医療大学客員准教授

A. ヘノック コロンビア大学医療センター家庭医学専門医

H.ドゥービ 国際鍼電気医療大学客員准教授

K.オザカン イスタンブール大学スポーツ体育学部准教授

M.ドゥーニック プリスティナ大学医学部婦人科准教授

土屋光春 国立リスボン新大学医学部大学院鍼灸学教室主任教授

T.城島 ブラジル バイ・ディジタルO-リングテスト医学協会会長

S.岩佐 ブラジル バイ・ディジタルO-リングテスト医学協会理事

L.ハラサワ・ウノ ブラジル バイ・ディジタルO-リングテスト医学協会理事

W.ファルゾーニ ビデ眼科研究所白内障研究部主任

I.メッツナー ドイツブラジルバイ・ディジタルO-リングテスト医学会役員

N. メッツナー ドイツブラジルバイ・ディジタルO-リングテスト医学会役員

オユンチン・メグ モンゴル大学健康科学大学看護学校卒教後教育学部部長

村上和雄 筑波大学名誉教授

元島栖二 (財)豊田理化学研究所フェロー

大村恵昭 ニューヨーク心臓病研究ファウンデーション研究所長;国際鍼電気医療大学学長;ニューヨーク以下が医学社会及び家庭医学教授、ニューヨーク;前ウクライナ国立キエフ医科大学ノンオーソドックス医学科教授、ウクライナ;国際鍼・電気治療雑誌編集長

<シンポジウム風景>






















 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大村恵昭 先生
 
 
 
 
 
 
参加者記念撮影

ORT友の会会報Vol.20症例短報

食道癌の腫瘍マーカーがBDORT治療により低下し、経過が良好な症例(下津浦内科医院)

Short Report of the Clinical Case by using Bi-Digital O-Ring Test

A Case Report of Esophagus Cancer whose tumor marker SCC was prominently decreased and improved according to Guidance by using Bi-Digital O-Ring Test.(Shimotsuura Clinic)


患者:70歳代 男性 疾患名:食道ガン

サプリメント


ORT-Fucose 120cc3× ORT-中国パセリ6T3× ゴーヤ 水素水



生活習慣を注意したもの

1.電磁波の影響 (電化製品を遠ざける)

2.野菜ジュース  3.コーヒー、ココア  4.ゴーダチーズ  5.お菓子類

食道癌の人で4月の内視鏡写真では、手術不能と言われ、下津浦内科医院にセカンド・オピニオンを求めに来院された。まず、御本人の寝室チェックでテレビ、ラジカセ、等の電化製品の電磁波を避けるように指導した。また、代替医薬サプリメントテストを行い、インテグリンα5β1をできるだけ下げるものを選択した。ORT-Fucose 120cc 3×、ORT-中国パセリ6T3×を服用していただくようにしたら、インテグリンα5β1が-100に向かって低下した。また、扁平上皮癌の腫瘍マーカーのSCCが1.7ng/mlあったものが、1.2ng/mlに低下した。御本人の嗜好品の野菜ジュースやチーズ、お菓子等をチェックし、指導した。また、インテグリンα5β1の下がりがよくない場合は、薬剤適合性テストで再チェックし、指導した。また、週1回の来院とレーザー治療を行い、食道の内視鏡写真が驚異的に改善した。


Drのコメント[バイ・ディジタルO-リングテストによる治療]この患者さんに有効と考えられる治療薬をスタンダード医学、東洋医学、民間の代替医学全てを考慮して検索し、頻繁にBDORTによるVirtual Drug Effect Testを行い、有効とされる薬剤を選択し、SCCも正常値内に改善しました。週1回の来院と生活習慣改善の指導で改善した症例です。