2010年6月27日日曜日

友の会会報Vol.19特集①「日常診療に応用しているO-リングテスト」

特集①「日常診療に応用しているO-リングテスト」


岡宗由 先生M.D.,Ph.D.,F.I.C.A.E.,Cert.ORT-MD(3Dan)
(大分岡病院 大分東部(大佐)病院・豊寿苑 会長)

この度、当院にてセミナーを開催出来ましたことは、非常に光栄でございます。

ただ残念なことに、当院において、バイ・ディジタルO-リングテスト(以下BDORT)はまだ公開しておらず、情報を共有しております当院の医師は2名しかおりません。その最大の原因は、連携している大学病院関係の先生から、BDORTの真の理解を中々得られない状況にあるからです。

私は九州大学の病理学教室におりましたが、同大学の今井環教授から厳しく鍛えられました。今井先生が常日頃おっしゃっておられたことは、「嘘か本当か自分で確認せよ。すぐ人に聞くな」ということでした。その教えのお陰で、私は自分が理解できることを最重要として医学を学んでまいりました。BDORTも26年来、自分の目で確認しようということで学んでまいりましたが、現在ではこのBDORTなくしては、自分の追い求めている医療はできないと思っております。

BDORTは現代医学を俯瞰する役割を持っていると確信しております。現代医学の弊害、特に高額医療費や診断の限界を考えますと、BDORTなしには将来医学の展望は開けないと思っております。世界的な新しい医学の発展に皆様と力をあわせてゆきたいと思っております。

さて、本日は、私が毎日やっておりますBDORTを使った診療をご紹介申し上げます。

BDORTによる日常診療での診察手順

診断

1) 風邪、特にインフルエンザ感染症の有無

まず、初めての患者さんがこられたら、A型B型新型インフルエンザを、東洋医学で用いる左巻き渦紋(甲巴式・インフルエンザ左右の脳)でチェックします。

2) 環境汚染症候群(シックハウス症候群)

メチル水銀・ダイオキシン・ホルムアルデヒド・カドニュム・アスベスト・ビスフェノールA・水銀・鉛・アルミニウムなど

3) アレルギー疾患(ヒスタミン反応)現代医学では、アレルギーの特定には、時間がかかりますが、BDORTを用いれば、短時間で多項目にわたり測定することが可能です。

4) 病的部位(臓器)の手指・手拳(握りこぶし)診断法

私は、BDORTのセンサーとして、手拳を用います。私の経験上、手拳は統合された強力なセンサーであると思います。ぜひご追試をお願いいたします。

5) 適正な薬剤反応から逆に疾病を決定する(うつ・認知症・統合失調症など)

統合失調症の治療薬をBDORTでその方に必要かどうかを、プラスかマイナスかでチェックしますと、正常な方はマイナスの反応、統合失調症の方はプラスの反応(その薬が必要である)がでます。

6) 東洋医学で用いる六部・五行色体診断法 六部・五行色体診断図にBDORTの共鳴現象を利用し、病的な経絡を検出し、有効な経絡治療を行うことができます。 

治療 

1) 適正な治療薬(化学薬品および漢方薬)の選定

・・・薬剤表を用い、BDORTで適剤と適量を選別する

・O-リングがCloseするものを選び、Openするものは除外する

・ Closeするものの内、さらに血行・免疫などの反応が改善することを確認する 

薬剤には多数の種類があるので、自分に合った薬剤をBDORTで選択することが大変重要です。精神病の場合、日本は多種多量の薬剤を投与することが多いですが、欧米は単剤投与が基本です。また、精神病は再発することが多くありますが、私が治療した患者さんはほとんど再発しません。不適正な薬の投与は、有害な副作用があるばかりでなく、有効な薬剤の効果も阻害します。これは、現在日本で行われる多種多剤投与上の大問題だと思います。

2)経絡治療

六部・五行色体診断図で検出した異常経絡を、S・Nに負荷させた円皮鍼を用いて治療する。

・経絡の流れに従い、S→Nの方向に置鍼する。

・胃三里領域にS→Nの方向に置鍼する。(この領域は幅広い治療効果を持っている)

・治療前後でBDORTを用い、治療後改善されているかを客観的にチェックする。

結果

・インフルエンザの反応は直ちに陰性化する

・ 環境汚染物質は直ちに尿中に排出される。

・ 透析患者は、環境汚染物質がほとんど透析液中に排除されない。これは、環境汚染物質が、細胞組織内に存在し、体液中には余り存在していないことを推測させる。しかし、経絡治療を透析前に行っておくと、その廃液中に多量の汚染物質が見られ、生体の生理的機能は活性化する。

癌の診断

癌の診断の際は、先ず癌のDNAとの共鳴反応を測定します。しかし、癌のDNAと共鳴しなくても、発癌物質(ダイオキシン、ホルマリン、メチル水銀、水銀、バッテリー、タバコ等)を負荷すると共鳴する場合にも、癌が存在する場合があることがわかりました。また、一般に、発癌の10~20年以上前から、極めて微量の癌DNAの陽性化がみられます。実は、私も現在癌を持っています。それは、30歳の頃に医者でレントゲン検査をするときに、当時は機械の性能が悪く、多重シャッターが無いため、多量の放射線をなんども自分の指に浴びていました。そして、約36年たった頃、指に癌ができました。そのように私が身を持って体験しています。

癌の治療

1) 有効な抗癌剤の選択

2) 抗癌剤の副作用の確認

3) 抗癌剤の副作用のブロックの可能性

癌治療で抗癌剤を使わずに治療することは今のところ難しいと思います。しかし、抗癌剤は副作用が大きく、正常細胞を傷つけてしまいます。BDORTで、適量を測ることが、大変重要です。



4) 抗癌剤以外の癌の治療に有効な方法 

自然治癒力を増強するため、漢方、化学的薬剤、経絡治療、食材・サプリメントを用います。



カレー昆布紅茶ドリンク 

・ 材料:カレー粉末・根昆布(小片)2~3枚・紅茶・だしの素少量・ポン酢(カボス)

インドの方は発癌率が低い(10人に1人)というデータがあります。カレー粉(特にカシミール地方のもの)は抗癌効果や、ドーパミンの増加が期待できます。日本産の昆布にもドーパミンや免疫を上昇させる効果が期待できます。食材や環境改善によって頭脳の優秀な人材を育てることができるのではないかと夢を抱いております。





終わりに

進化の最先端で生きている人間という生命体を、検査の手段として用いるこのBDORTは、その精密度において機械的な精密検査機器とは比べることのできない優秀な特性を持っています。しかし、それゆえに検査手段として、客観性という点において、大きな問題が存在していることを常に意識しておく必要があると思います。

BDORTは現代医学を否定するものではなく、これとドッキングし補完するものだと思っています。BDORTは生命エネルギー(量子医学)との接点を追求できる新しい医学的手段であると考えられます。


大分岡病院見学報告


一人一人に宿る、かけがえのない尊い「生命」に思いを致し、その尊厳性に対して合掌し、 人生という大きな輪の中で、また、地域社会の中で、大きく合い和し、共に生きることを 根本理念とし、地域医療の中心的役割を担う施設。

24時間の救急医療、心臓血管疾患・脳卒中・癌・糖尿病合併症診療等に対応する為、科を超えた協力体制やサイバーナイフなどの最新医療設備も完備している。

統合代替医療研究室では、岡先生の長年のご研究成果を活かし、日々診療されている。


院内はいたるところに心和む絵画や彫刻などの美術作品が並んでいる。 屋上には広くて気持ちの良い中庭。岡先生は「ここに診察を待っている人が利用できる足湯をつくりたい」と語る。昭和57年には病院内温泉掘削、大分ならではの温泉施設も完備。入院患者さんのみが利用できる。院内には岡先生の患者さんへの温かい気遣いが随所に活かされている。






社会医療法人敬和会 大分岡病院

〒870-0192 大分市西鶴崎3-7-11

電話番号:097-522-3131(代) FAX番号:097-522-3777

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