2010年6月27日日曜日

友の会会報Vol.19 大村恵昭教授の最新の研究

O-リングテスト創始者大村恵昭教授のニューヨークにおける最近の研究について


1. 金属製の指輪を薬指や小指にはめた時に起こる心臓トロポニンIの増加と癌の時に増える腫瘍マーカー増加の危険性

金属製の指輪を薬指にはめると、心臓に異常をきたします。これを最初に発見したのは、10年くらい前に、トルコのイスタンブールの国際シンポジウムに招待されて、非侵襲的に、短時間でO-リングテストによる異常発見法のデモンストレーションを行ってからです。それから、数年、薬指に金属製の指輪をはめている人で、左心室に異常のある症例を数多く経験しました。

 心筋障害のある人では心筋トロポニンIという物質が増えます。心筋トロポニンIが増えていると、左心室に異常があります。心筋トロポニンIをバイ・ディジタルO-リングテストで測定し始めて、薬指に金属製の指輪をはめている人では、心筋トロポニンIが有意に上昇していることを発見しました。毎月、1回、ニューヨークで週末3日間のワークショプをNew York Academy of Medicineがco-sponsorとして行っていますが、あるセミナーでJohn’s Hopkins大学の教授が被験者になり、DHEAと心筋トロポニンI及びテロメアを測定しました。最初に、指輪をしていない状態でテロメアが5ng BDORT Units、心筋トロポニンIは1ng、DHEAは1ngでした。


次に、指輪を親指(L-1)、人差し指(L-2)、中指(L-3)、薬指(L-4)、小指(L-5)にはめた場合は、表のようになりました。DHEAは数ngより低いと感染症が疑われ、0.5ng以下だと悪性腫瘍が疑われます。薬指と小指にはめた時、急激にTroponin Iが上昇して、心筋梗塞になる可能性が高くなります。次に実験したことは、1810年頃、ベネズエラのゴダノン教授が発見したと言われる地球上にない金属Godaniumよりコピーして出来たGodanium-like Metalを被験者に貼ることでした。このGodanium-like Metalを1枚貼ると正常細胞のテロメアが225ng増え、2枚貼ると450ngまで増えます。しかし、こうしてテロメアを増やしても、薬指に指輪をはめると、Troponin Iは12ngに増え、心臓に障害をきたす可能性が高くなります。

この時、患者がつけていた指輪はO-リングテストで-8でしたが、ポジティブな指輪をつけても同じ様な現象が起きます。この薬指に金属の指輪をすることは、心臓に障害をもたらす可能性が高くなるし、癌細胞の成長を4~12倍促進させることを発見しました。この患者の正常のテロメアを450ngにあげて、金属の指輪をはずし、10分後に、どういう変化が起きるか調べるため、尿を調べました。テロメアが0.5ng~5ng以下の時は、よく感染症が起こっていることがあります。例外として、O-リングテストでネガティブな衣類を着ているとか、シャンプーを含めてネガティブな化粧品をつけている場合にも、正常のテロメアの値が下がります。正常のテロメアを450ngにあげて10分後には、尿中のChlamydia trachomatisは正常細胞のテロメアが1yg(=10-24 g)と非常に低い時には0であったのが3000ng(BDORT Units)に増えていました。正常のテロメアを上げると尿中にガンのパラメーターやウイルス、細菌が大量に出てきます。別の66歳の男性でもGodanium-like Metalを貼って、14時間後の尿中にChlamydia trachomatisは4500ng(BDORT Units)、Troponin Iは10ngでていました。この男性も金属の指輪を薬指にはめていた可能性があります。この男性は胸痛がありました。では、薬指と小指に金属の指輪をはめた時、なぜ、Troponin Iが増えるのでしょうか?古典的中国医学では、小指には心経と小腸経の経絡が流れていると言われていません。しかし、我々の関心があるのは、薬指で薬指には中国医学では心経があるとは言われています。そこで、心臓の病理組織を使って、薬指との共鳴を調べました。SAノード、AVノード、右心室、右心房、左心室、左心房のどれとも共鳴しませんでした。ただ、プルキンジ細胞では調べていませんでした。プルキンジ細胞は心臓の電気伝導システムのような働きをします。心筋のプルキンジ細胞の病理組織を使ってマッピングすると小指と薬指の手掌側にも手背側にもつながっていました。手背側は中指にもつがっていましたが、主に影響のあるのは薬指と小指です。このプルキンジ細胞のラインに金属の指輪が接触すると悪影響があると考えられます。別の患者で薬指に指輪をはめた状態だと癌のある時に増えるIntegrinα5β1が125ngあって、はずすと2.5ngに下がったような症例もあります。薬指に金属の指輪をしていると癌を促進させるので、身につけない方が良いと云う事がわかって来ました。対策として1mmくらいカットした指輪をつけると、この現象は起きません。また、ブレスレットが心臓の経絡に触れてもよくありません。1mm以上の切れ目がはいっていれば大丈夫なだけではなく、身体には好ましくなります。しかし、指輪をはめていなくても小指や薬指のプルキンジ細胞のラインに、金属のリングが接触しても、この現象が起きるので注意が必要です。

 カットした指輪








2.21歳の男性がビールを飲んで突然死した原因について

 この男性は心臓のAVノードのみに異常がありました。この男性の弟に3日間のワークショップに来てもらい調べましたが、心臓のAVノードに異常がありました。弟は舌に金属のピアスをしていました。亡くなった兄も同じ位置に舌ピアスをしていました。そのリングをはずしてもらうと、心臓の異常がかなりなくなりました。亡くなったお兄さんの心電図を調べると、AVノードに強い異常があり、-9でした。そういう状態でビールを飲んで、心臓のパルスが増え、AVノードに起きた異常のために心臓のペースメーカーから来た電気のインパルスが心室に伝わらなくなったため、突然死を迎えたと思われます。舌にピアスをすると危険ですので、しない方がいいと思われます。



3. ホットカイロの癌促進作用について

 ホットカイロを身につけていると、O-リングテスト上、Integrin α5β1が上昇して、ガン反応が強くなります。ホットカイロを2個、3個くっつけていくほど、Integrin α5β1の値が上昇しますので、こういうものをあまり、長時間身につけていると癌を作り易くなり、危険です。また、O-リングテストの診察の時に、ホットカイロをつけたままですと、ガン反応が強くでますので、注意が必要です。



4.O-リングテストでテロメアを増やす座禅の印

手掌側を天井に向け、丹田の高さで、左手の上に右手を重ねた印が良いです。印は身体から約10cm離す。両母指尖はくっつけない。この姿勢だとAcetylcholine, Dopamine, Serotoninも増えるので身体に非常に良いです。ただし、右手と左手をくっつけた神仏にお祈りをするような姿勢や右足と左足を交叉させるような姿勢だと、テロメアが下がり、Acetylcholine, Dopamine, Serotoninも下がってしまいます。姿勢でも、健康に影響を及ぼすので、なるべく、テロメアを上げるような、背中をまっすぐした姿勢をとられることが重要です。

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